かんたらの雑記ブログ

情弱が情弱なりに色々書きます

全人類ドラム式洗濯機を買え

ひっさびさにブログを書く。

ブログを設立した時の熱意はとうに消え失せ、何か書きたい事と暇ができれば書こうと思って半年以上経ってしまった。その間は長期出張と夜勤と残業まみれの人間らしからぬ生活を送っていた。書きたい事はあったがとにかく時間が無かった。長期出張は無事に終わりやっとこさ時間が出来たのでこの記事をしたためている。

 

本題に入る。一人暮らしを始めて早9年、とうとうドラム式洗濯乾燥機を購入した。お値段設置費込みで21万円。今までの人生で一番高い買い物だった。何故こんなに思い切った買い物をしたのかと言うと、今まで使っていた洗濯機にガタが来始めたのと、色んなYouTuberがこぞってドラム式洗濯機をオススメしていたからである。生活改善系やらガジェット系やら家電系やら意識高い系やら社畜系やら、とにかく必ずと言って良いほど買って良かった物ランキングにドラム式洗濯機を挙げていた。ああいう動画って再生数伸びそうですよね。

と言う事でまんまとドラム式洗濯機を購入した訳だが、結論を一言で表すとマジで最高過ぎてヤバい。語彙が雑魚で申し訳ないが本当にそうなんだから仕方が無い。とりあえず使い始めて数ヶ月が経ったので感想を書いていく。

まず俺が今回購入したのは東芝「ZABOON TW-127X9R(W)」である。ZABOONは商品名、TWはドラム式の頭に付く文字、127は洗濯容量が12kgで乾燥容量が7kgの意。X9はよく分からんけど多分何世代目かを表してるんだと思う。Rは扉が右開きだから。左開きならLになる。(W)はホワイト。草ではない。

ちなみに2021年9月に同じ系統の新しいモデルが発売されたのでこの機種は在庫限りだと思われる。

見た目はこんな感じ。

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いや存在感がすごい。一人暮らしの1kアパートにファミリーサイズのドラム式洗濯機をブチ込むとこうなる。玄関に洗濯機置き場があるタイプの物件なのでアホほど狭くなった。しかしそんな弊害をもってしてもお釣りが来るレベルのメリットがあるのだ。後悔は無い。

先ずは縦型洗濯機の場合の流れをおさらいする。

洗濯物をぶち込み洗剤を投入しスイッチオン。そのままうっかり放置してしまうと詰み。洗濯が完了したら水を吸って重くなった洗濯物を取り出しベランダに持っていく。ここで雨が降っていたら詰み。大物はハンガーで、小物は洗濯バサミで干す。全て干し終わったら乾く事を祈って寝る。次の日乾いた事を確認して洗濯物を取り込む。乾いていなかったら詰み。洗濯物をベランダに落としたら詰み。虫が入ってきたら詰み。詰みポイントが多すぎる。

 

一方ドラム式洗濯機だと

洗濯物をぶち込みスイッチオン。洗剤は勝手に投入してくれる。眠かったらここで寝ても良い。洗濯と乾燥が終わったら直接取り込む。乾燥したてはホッカホカである。埃取りフィルターの埃を掃除する。終わりである。洗濯が一気にヌルゲーと化すのだ。

洗剤の自動投入についでだが、ここのタンクに洗剤と柔軟剤を入れておけば毎回勝手に適量を投入してくれる。結構な量入るのでたまーに補充すれば良いし、残量僅かになるとお知らせもしてくれる。

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短所としてはやはり値段と大きさである。

まず値段は気にしなくて良い。なぜなら余裕で元が取れるからだ。電気代だとか浮いた時間を時給換算するだとかそう言った細かい事はどうでも良くて、単純に面倒臭い行為から解放されるというのが何よりの儲けなのである。

大きさについては流石に考えなくてはならない。搬入して設置ができるのか?できたとて扉は開くのか?縦型の洗濯機と違い扉が横開きなのでかなり場所を取ってしまう。注意すべし。

短所として乾燥時の騒音を挙げる人もいるが、俺は一切気になった事がない。流石に同じ部屋だとちょっとうるさいかもわからんが、ドア越しなら全然余裕。

 

あと個人的には一人暮らしでも大きめの機種を導入する事を推したい。大は小を兼ねるので。毛布とかも無理なく洗える。ちなみに俺はタグとかは一切見ずに家にあるほぼ全ての布類に洗濯乾燥を執行している。セーターも毛布もジャケットも本当に洗って良いものなのかを知らない。衣類の寿命は確実に縮んでいると思われる。

 

今現在縦型の洗濯機を使っていて洗濯に面倒臭さを感じている人は間違いなくドラム式洗濯機を導入したら幸せになれるだろう。変な宗教や壺や缶詰めなんかに金を落とさずドラム式洗濯機に金をかけるべきなのだ。そうすれば幸せになれる。選択を間違えてはいけない。洗濯だけに。

 

さようなら。

もうすぐ誕生日なので老いを感じる瞬間を挙げてみる

3/20は俺の誕生日だ。今年で29歳になる。最後の20代。全く実感がない。心はまだ16歳。でももう29歳。あまりにも残酷過ぎる。この世で一番強いパワーといえば「若さ」なのだがそれが擦り減っているのを感じる。10歳から20歳は「成長」を実感していたが、20歳から30歳は「老い」しか感じなかった。これ30歳から40歳ってどうなってしまうんだ?消滅?

 

今回は自分が感じた「老い」の瞬間を5個挙げていく。まだ自分の事を若いと思っている人が居たら、いずれこうなるぞという脅しになれば幸いだ。

 

 

1.太った

目に見えてわかる一番の変化はこれだろう。とにかく太った。20歳の頃は体重50前後だったのが7年で70にまで増えた。今はちょっと減ったがそれにしても太った。

20歳の頃は「俺いくら食っても太んねえんすわww」とのたまっていたが、バッチリ太った。あの頃の俺をブン殴ってキツめの説教をしたい。

部活で運動していた頃は腹筋も割れていたのだが、専門学校の2年で腹筋が失われ、就職&一人暮らしで脂肪が実装された。栄養バランスガン無視メニューで空腹を満たしてきた代償だと思っている。

運動不足も原因の一端だろう。運動自体は嫌いでなくむしろ好きな方なのだが、する機会が無いととことんしないタイプなので、月2回くらいで鬼ごっことかしてくれるお友達募集してます。

 

2.胃もたれする

脂っこいものを大量摂取すると気持ち悪くなる身体になってしまった。代わりに野菜を美味しく感じるようになるというメリットもあった。

小さい頃はにんじんピーマンナスねぎアスパラ大根オクラカリフラワーが嫌いだったが、今では全部食えるしなんなら好物になっているものさえある。あと野菜を食べると心が軽くなるというか、罪が洗い流される感があって良い。

とにかく脂っこいものはインターバルを挟まないと食えない。バイキングもあまり喜べなくなった。不便な身体である。

 

3.眠れないし起きれない

なんというか、睡眠の質がガクッと下がった。昔から朝が弱くて起きれないタイプだったが、今は寝付くのもしんどくなっている。さあ寝ようと布団で横になってから1時間は余裕。下手したら5時間くらい全然寝れなかったりする。5時間って事はもはや朝なので寝ずに次の日を迎える事になる。そして日中はバッチリ眠い。負のスパイラル。

要するに起きなきゃいけないときに起きれなくて寝なきゃいけないときに寝れなくなったのである。これは病院に行ったほうが良い気もする。

 

4.コンテンツを消費する意欲が無くなる

昔はゲームを買ったらしばらくそればっかり遊んでいた気がするが、今ではゲームをプレイしてもすぐ飽きてしまったり、ダウンロードしておいて手をつけないという「積みゲー」をやってしまっている。

アマプラで観ようと思った映画も結局観ずに溜まっていく。とにかく気力が無くなった。

スマホでやるFPSもやろうとすら思わない。今時の若者はよくあんなのでプレイ出来るなと感心する。身体が時代についていけなくなってしまった。こうして人は昔は良かったなどと言い出す老害になるのだろう。

 

5.排泄物が臭くなる

これは大人あるあるなのか分からないが、食ったものが排泄物の匂いにモロに反映されるようになった。

不摂生な食生活をしていると明らかに臭くなるし、エナドリを飲んだ後のおしっこがエナドリ風の匂いになる。腸内環境の問題なのだろうか。

最近は臭いなと思ったら野菜を摂取するようになった。偉すぎる。あとはこれ食ったらどんな匂いのが出てくるんだろうなとちょっとワクワクするようにもなった。愚かすぎる。

それにしてもブログにおしっこの事を書き過ぎな気がする。5回中3回おしっこに触れている。頻尿にも程がある。駄文と小便を垂れ流すスタイルってか?あとおしっこに触れているって文章も嫌だな。

 

 

以上である。

こうして挙げていくとクソジジイじゃねえかと思われそうだが、まだ29歳のお兄さんである。29歳はおじさんだって?うるせーーーーーーしらねーーーーーーーー!!!!!!!!

とにかく数年前の俺のようにまだ若いと油断している人は覚悟して欲しい。マジでガタが来るんで。

そして日々老いと戦っている30代以上の先輩方。そろそろ僕も仲間入りです。キャリーお願いします。

 

 

歩きタバコ対策としておしっこ水鉄砲を推したい

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タイトルを見た読者にコイツ気でも狂ったか?と思われてるかもしれないが、前半は真面目な話なのでどうか読んで頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

俺はタバコが嫌いだ。臭いし煙いし良い事が無い。本音を言えば喫煙者全員が一斉にやめて欲しい。でもまあ、そうもいかないよね。分かっている。ならばせめてルールを守って吸って欲しい。マジで。

 

タバコの煙というのは非喫煙者の大多数にとっては不快なものである。一切煙に触れる事が無いくらいしっかり分煙が出来ているのなら全然許せる。しかし世の中には路上で歩きながらタバコを吸うという迷惑極まりない輩が存在する。

 

歩きタバコ禁止の張り紙もそこらで見かけるし、条例で禁止されていたりもするし、そもそも一般常識として歩きタバコが良くない事ぐらい分かっている筈だ。それなのに歩きタバコが無くならないのは「具体的な罰則が無いから」ではないだろうか?

 

中毒性があるからとか、喫煙所が少ないからという理由もあるとは思うが、罰則さえあれば歩きタバコの数はグッと減る筈である。極端な話、歩きタバコにも飲酒運転と同じレベルの罰則が必要であるとここに提唱する。

 

そんな大袈裟なーと思われるかもしれないが、学生時代部活の基礎練で校外を走っていた時、疲れてゼーゼー息切れしている状態で歩きタバコに遭遇した事がある。殺意が湧いた。本人はちょっとぐらいええやろの精神で吸っているのかもしれないが、冗談抜きで周りの人間から結構な確率で殺意を抱かれてる事を知って欲しい。

 

だが実際問題飲酒運転のように取り締まるのは難しいし、そんな罰則もできっこない。ならばどうするか?法が裁いてくれないのなら我々が裁きを下すべきではないか?とはいえ本当に殺して良いのか?答えは良くない。なぜなら殺人は悪い事だからだ。自明である。

 

そこで提案したいのがおしっこ水鉄砲である。やっぱり狂ってるじゃねーかとお思いかもしれないが、めげずになぜおしっこ水鉄砲なのかを解説させて頂く。

 

  • タバコの火を消せる

おしっこはほぼほぼ水なので上手いことタバコに当てれば火を消す事ができる。あの有名な小便小僧も、爆弾の導火線の火をおしっこで消した少年がモデルなのだ。少年はたちまち英雄として有名になり石化させられた。現代には水鉄砲というお手軽おしっこ発射ガジェットがあるので誰しもが英雄になり得るだろう。

 

  • マーキング出来る

コンビニや牛丼屋に置いてある防犯用カラーボールの様に色でマーキングが出来る。すれ違う人達は一目でコイツは歩きタバコをしたアホなのだと分かるだろう。元々黄色い服を着られていると効果は薄いかもしれないが、黄色い服なんて着るのはのび太くんぐらいなので問題ないだろう。

 

  • 環境に優しい

ほとんどの人にとって、おしっこなんぞトイレに出して流すだけの存在である。それを水鉄砲に利用すればトイレを流さない分節水にもなる。飲んだり趣味に使う人も居るには居るだろうが、深く突っ込まないでおく。

 

  • 誰でも扱える

現代日本において銃なんてまず普通には手に入らないし、スタンガンやボーガンも購入ハードルは高い。その点水鉄砲であればそこらじゅうで安価で手に入り素人でも扱える。お手入れも楽ちんだ。

 

  • トイレ代わりにもなる

常にタンク容量に余裕のある水鉄砲を持っていれば携帯トイレ代わりにもなる。そうなると公衆トイレの量を減らす事ができる。さらに空いたスペースに喫煙所を作ればwin-winである。

 

  • 嫌な気分にさせる事ができる

歩きタバコには「何で喫煙者のストレス発散の為に周囲の罪のない人々が嫌な気分にならなければならないのか」という理不尽さがある。日本には「自分が嫌な気分になったからお前も嫌な気分になれ」という古き良き風習があるのは皆様ご存知だろう。その風習に則り相手をおしっこまみれにさせて嫌な気分を味わわせれば、普通に注意されるよりも再犯率はグッと下がるだろう。

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以上である。

おしっこ水鉄砲が歩きタバコ対策にいかに適しているかが分かって頂けただろうか。おしっこ水鉄砲が流行ったあかつきには、歩きタバコが存在しない輝かしい未来が待っているだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※おしっこ水鉄砲を実際に人にぶっ放すと何らかの罪に問われる可能性があります。絶対に実行しないで下さい。

 

 

まあ、要するに、歩きタバコはダメだよって事です。それだけ伝われば満足です。

 

 

 

ここ3日間ブログを毎日更新しているが、流石にこれからは更新頻度が落ちると思う。苦にならない程度に頑張りますのでこれからも宜しくお願い致します。

 

 

初めてのコンタクトレンズ

去年の年末、28歳にしてコンタクトレンズデビューを果たしたのだが、今回はコンタクト初心者の俺が購入の流れや金額や使用感について語ろうと思う。もしコンタクトを検討中の人がいたら、参考になるかもしれない。ならないかもしれない。



 

目次

 

眼鏡のはなし

中学の頃、徐々に遠くの黒板の文字が見えづらくなり、眼鏡をかけるかコンタクトを入れるか勉強を諦めるかの3択を迫られた。もちろん俺は勉強を諦めたのだが、しばらく経つとテレビの画面も見えづらくなりスマブラエアライドなどの神ゲーに支障をきたし始めた。これはマズいと焦り出し、母に「母ちゃん!黒板の文字が見えにくくなってきたから眼鏡欲しい!」と申告した。なんと素晴らしい子だろうか。


こうして俺は眼鏡を手に入れた。ちなみに当時はコンタクトは大人がつけるものというイメージがあり選択肢にも入らなかった。


しかし眼鏡というのはとにかく邪魔である。視界が狭まる。汚れる。ズレる。曇る。ダサい。眼鏡っ娘は好きだが自分が眼鏡をかけるのは嫌いだった。それでも俺はコンタクトは危険だし面倒だし金がかかると考えており、あと一歩を踏み出せない状態でいた。大体眼球にレンズを付けるってなんだよ。拷問かよ。眼球とガラスって絶対にやっちゃあいけない組み合わせだろ。みたいな考えを抱いていた。

結局そのまま15年ほど陰キャ眼鏡野郎として過ごした。


2020年、コロナによりマスク着用を余儀無くされ眼鏡の曇りと俺のストレスは限界を超えた。年末年始の連休初日、俺は気が付くとコンタクトレンズ屋さんの前に立っていた。

 

 

検査とレクチャーと購入

やってきたお店は最寄駅の側にあるアイシティ。とりあえず店員さんに「あ、すいませんコンタクトデビューしたいんですけど…」と声をかけた。こういう客ってレアなのかな。


レンズの硬さなどを先に決めるのだが、とりあえず最初は1dayのソフトレンズが良いらしいので言われるがままにそれにした。俺みたいな奴が社会に搾取されていくんだろうな。


自分用のレンズが出来るまで数日かかるのかなーと思っていたのだが、どうやら在庫からその人に合ったレンズを用意してくれるらしく、余程じゃなければ当日に買って帰れるとの事。余程ってなんだ。邪眼用か?


軽く話した後同じ建物内にある眼科で診察を受けて欲しいと言われた。恐らくこの店とズブズブな関係なのだろう(良い意味で)


眼科では視力検査の後、おじいちゃん先生の診察を受けた。「綺麗な目ですね、これなら大丈夫だね」みたいな事を言われたのだが、今思えば口説かれていたのかもしれない。


診察の後、眼鏡の女医さんによるレンズの付け外し方のレクチャーが始まった。いやアンタは眼鏡なんかい。

そして用意されるマイレンズ。俺は右目が乱視で、そのせいで右だけちょっと大きくて厚みも違うレンズになるらしく、その上レンズ代も少し高い。乱視ってのは字面がカッコいい事以外デメリットしかない。


レンズをつまんでみると柔らか〜い。想像以上に柔らか〜い。例えるならふやけたワカメ。それくらい柔らか〜い。これなら目に入れても痛くなさそうだなとか思ってた。この時は。


先ずは左目から。右手の指先にレンズを乗せ、左手で瞼をガバッと開き、眼球に被せるように付ける。入らない。全然入らない。なにこれ入るの?というか普通に痛い。レンズが眼球に触れると条件反射で瞼がピクンピクンしてレンズの侵入を拒んでしまう。


5分程かけてやっと装着できた。やはり初めてだからか、目の中の異物感が凄まじい。冷静に考えればふやけたワカメも目に入ったら流石に痛い。


続いて問題の右目。レンズを手に取ってビビった。大きさが明らかにさっきのレンズと違う。しかも厚みも均一ではなく上の方が薄く下の方が厚くなっており、その為装着する際は裏表だけではなく傾きにも気を使わないといけない。オマケに俺は左目より右目の方が若干瞼の開きが悪い。詰んでないこれ?

f:id:kantaraut:20210311082238j:image左右のレンズ比較。右目のは大きくて厚みも均一でない。


いざ装着。案の定入らない。入らなさすぎてレンズが乾いたり汚れたりしてしまう。その度にレンズの培養液みたいなのにしゃぶしゃぶしてレンズを清め直す必要がある。


マジで20分くらい格闘してようやく装着できた。こちらも異物感が凄い。しかしそれを上回る感動があった。眼鏡なしで良く見えるのである。視界にフレームが入らないし曇ることもない。文字通り世界が変わった。ちなみに視力は0.05から1.0に上がった。


感動もそこそこに、次は取り外しだ。眼球の表面をつまんでレンズを取り外すのである。装着よりヤバくね?と思ったがこちらは案外あっさり成功。眼鏡のお姉さんからも上手ですねと褒められた。夜のお店以外で知らない女性に褒められるのなんて滅多にないよなぁと思った。あと、爪が長いと眼球を引っ掻いてしまうリスクがあり非常に危険なので事前に切っておくのを強くお勧めする。


レクチャーも終わりアイシティに戻り診断書を渡す。一気に半年分のレンズが渡された。ただし乱視の右目レンズは在庫が足りなかった為、不足分は後日郵送されるとの事。気になるお値段だが、月7000円ちょいである。正直高え。まあこれは毎日使い捨てで片方乱視レンズの場合なので、慣れてきたら使いまわせる安いレンズに変えたりすれば良いと思う。

 

 

使用感のはなし

最初の方は毎朝レンズの装着に20〜30分かかっていたが、半月程で慣れて今ではほぼほぼ1発で装着出来るようになっている。慣れって凄い。

異物感も気にならなくなってきたが、レンズが乾くとかなりしんどい。目薬をさせば速攻で復活するのでもう目薬は手放せないアイテムとなった。


それと睡眠について。俺は電車やバスでの移動中寝てしまうタイプなのだが、1時間程度であれば起きた後目薬をさせば問題ない、と思っている。本当はあまり良くないと思う。レンズを付けたままのガチ熟睡をやらかした事はまだ無い。


そして見た目について。今のところみんなに眼鏡じゃない方が良いねと言われているし自分でもそう思う。ヘルシングのキャラの様にオシャレにかけこなせる眼鏡玄人でもない限り、眼鏡はダサいのである。

 

ただ、「お?イメチェンか?」「どうした?色気付いちゃって〜」みたいな感じでイジられるのはもうしょうがない。イメチェンも色気付くのも悪い事ではないので堂々としよう。自らイジりに乗っかるのも良し。人付き合いというものはクソ面倒臭いけど本当に大切なので。

 

もちろん四六時中コンタクトを付けているのは流石にしんどいので家ではもっぱら眼鏡で過ごしている。眼鏡は眼鏡で偉い。

 

最後に

というわけでコンタクトレンズについてだったが、結論を言うとメチャクチャ満足している。視界が広い汚れない曇らない最高〜。

もちろん眼鏡で十分という人はそっちの方が楽だし金もかからないし目にも優しいのでそのままでも良いと思う。眼鏡が似合う顔面とセンスを持っているのなら尚更だ。

もし今眼鏡をかけていて、コンタクトにするかお悩み中の方は、案外簡単なので勇気を出してお店に行ってみると良いと思う。近くに眼科があるかも確認するべし。

 

ところで「コンタクトレンズを付けている人」の良い感じの呼び方って何?コンタクター?コンタクティスト?コンタクトレンズァー?膜付き?

東日本大地震の思い出

今朝このブログを開設したのだが、そういえば今日ってあの日から10年じゃん!と気付き急いでこれを書いた。これを読んでも得るものは特にないと思うが、単純に読み物として読んで頂きたい。

 

目次

 

揺れ

当時俺は仙台駅近くの専門学校に通っていて、その日も学校の15階の製作室的な部屋で進級課題に取り組んでいた。つまりモロに揺れた。

 

当時は小さな揺れが頻発していたのもあり、クラスメイトもまた揺れてるな〜みたいな反応だった。しかし揺れが長い、というかいつもと違って縦に揺れてる気がする、あれ?デカくね?ヤバくね?やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!!!!!!

 

携帯を弄っていた奴も、ポケモンをしていた奴も、女子も、オタクも、ヤンキーも、1人残らず机の下に避難した。俺は道具を取りに教室の端の方にある棚の前に居たが、皆が居る机の下に滑り込んだ。揺れの音と、何かが倒れたり壊れたりする音と、隣の友人のやばいやばいという叫び以外何も聞こえなかった。本当に死ぬかと思った。

 

長い揺れが収まり、机の下から這い出て周りを見渡す。教室の中はメチャクチャで、さっきまで俺が居た場所にある棚も倒れていた。電気も切れていて非常照明が作動していた。住宅模型を作るという課題だったのだが模型がお釈迦になってしまった友人が居て、俺含め何人かがそれを見て笑っていた。多分皆少なからずハイになっていたんだと思う。

 

数分後、職員室から先生が戻ってきて「今すぐ学校から出ろ!」と言った。15階から1階まで階段で降り外に出た。先生が生徒を集めて大声で何か話していた。殆ど聞こえてなかったが、気をつけて帰れ的な事を言っているのは分かった。

 

避難

外は人で溢れていた。みんな着の身着のまま外に出たという雰囲気で、中でも印象的だったのはコック帽を被ったままの人。それは脱いでもええやろと当時は思っていたが、今思うと人混みの中でも目立つというメリットを取っていたのかもしれない。

 

ところで俺は当時山形からバスで2時間かけて仙台まで通っていた。帰れないのでは?という考えが頭の中をよぎった。バス停に行くと人と車でごった返してて、これは無理だなと悟った。という事で一緒にいた一人暮らしのK君の家に6名程で泊まる事になった。持つべきものは友である。

 

仙台駅周辺はぱっと見目立った被害は見受けられなかった。外壁のタイルが剥がれたり建物にヒビが入ったりしている程度で、案外何ともないんだなと思っていた。ネットもテレビも繋がらないのでこの時は津波原発の事など知る由もなかった。

 

K君の住むマンションに着く。何階かは覚えてないが、エレベーターも当然動かないので階段で上がった覚えがある。学生一人暮らしの部屋だが6人で寝れる程度には広かった。照明も暖房も付かないので薄暗い部屋で上着を着て過ごした。それぞれが持っているお菓子やジュースをみんなで分け合った。

 

誰かがしっこがしたいと言い出した。釣られて何人かが思い出したように尿意を訴えた。しかしトイレは流れない。この状態のトイレで用を足すのは人として終わるので外で済ませようという事になった。外に出ると微かに雪が降っていて身震いした。高架線の下の目立たないところに行き皆で立ちションした。立ちションなんて10年ぶりにしたし、以降10年していない。俺は恐らくこの立ちションを一生忘れる事はないだろう。あと便意が無くて本当によかった。

 

K君宅に戻り、真っ暗でやる事も無いので眠りについた。俺はバイト無断欠勤しちゃったなぁとか考えていた。それどころじゃないだろと思われるかもしれないが、当時は仙台駅周辺以外がどれくらい揺れたのかも全く分からなかったので本当にそんな事を考えていた。

 

奇跡

次の日の昼、とりあえず明るいうちに外に出てみようという事になり、3手に分かれて食料を探しに街を彷徨った。俺は俺と同じく山形からバス通学していたY君と一緒に行動した。

 

宛もなくぶらぶらしていると、災害時にも稼働する自販機を見つけた。とりあえず全員分のポカリを買いバッグに詰め込んだ。今思うとポカリ代返してもらってないな…

 

その後もぶらぶらしていると、なんとY君の両親とバッタリ遭遇。Y君の事が心配になり山形から車で来てくれたらしい。携帯も繋がらない中人の多い仙台駅周辺で偶然出会えたのは紛れもない奇跡だと思う。そしてちゃっかり俺も乗せてもらえる事になった。やったぜ。

 

待ち合わせ場所を決め一旦K君宅に戻る。他の2チームはそれぞれ和菓子屋で饅頭を、スーパーでウインナーを獲得していた。良い感じに主食おかず飲み物が揃ったのも奇跡だと思う。饅頭が主食として成立するのかどうかは微妙だが。

 

帰宅

その後K君宅を後にし、Y君の両親と合流し車に乗せて貰った。時刻は覚えていないが夕方か夜だったと思う。普通なら2時間程度で着くのだが震災の影響でどえらい渋滞になっており、家に着いた頃には次の日の昼前になっていた。Y君のご両親本当にありがとうございます。

 

帰宅すると母にメチャクチャびっくりされた。そらそうか。山形も電気は止まっていたが、ガスと水道は生きていたのでとりあえず温かいシャワーを浴びることはできた。当然バイト先も休業していた。

 

次の日か2日後か忘れたが、突然電気が復旧した。とりあえずテレビを付けると津波被害の報道が流れていた。ここで初めて揺れ以外の被害について知った。衝撃だった。

 

その後

学校は5月の連休明けまで休校となった。バイト先は1週間ほどで営業再開し、しばらくはバイトとゲームに明け暮れた。親戚や知り合いにも家が流されるなどの被害にあった人はいたが、幸いにも怪我人や死者はいなかった。

 

ちなみに学校の進級課題はまだ全然出来ていなかったのだが、それどころではない状況だったという事で無事に全員進級となった。それだけは本当に有り難かった。

 

もう10年前の事なのでうろ覚えや勘違いがあるかも知れないがご了承願いたい。揺れはモロに受けたとはいえ津波などの被害には遭ってないし、被災したと言って良いのかどうか微妙なところ。俺はいろんな幸運が重なりこの程度で済んだけど、今も尚被害による苦しみが続いている人もいるだろう。なんかメチャクチャ真面目な記事を書いてしまったな。

 

暗い話も偉そうに教訓を語るのも得意ではないのでこれで終わりとさせて頂く。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

ブログ開設しました

数年前からやろうやろうと思っていたブログをようやく開設した。このブログでは140字では書ききれない日常の事昔の事ゲームの事飯の事ある事ない事などなどとにかく色々書き殴っていきたいと思う。

 

俺にはちょっと前にTwitterで手書きの日記をアップしていた時期があったのだが、1週間程度で飽きてやめてしまった。このブログも何日持つかは分からないが出来るだけ続けていきたい。ちなみに過去の日記は全て消し去っている。


日記もそうだが俺はあらゆる事に対して熱し易く冷め易い。自分が良いと思ったものをメチャクチャ布教するタイプなので友人を巻き込んだりもする。かなりタチが悪いと我ながら思う。継続出来ている趣味として挙げられるのがペーパーマンボードゲームとネット麻雀の3つしかない。


ペーパーマンというのはオンラインFPSゲームのタイトル名であり、2016年12月にサービスを終了している為もう二度とプレイ出来ない。つまり実質ボードゲームと麻雀しか趣味が無い悲しいオッサンである。


それと数ヶ月前に突如料理に目覚めており、今もその熱意はキープしているのでそのまま趣味と言えるレベルにまで継続していきたい。趣味に料理が入るだけで人間としてのステータスが跳ね上がる気がするし。


話が脱線したが、ブログを書くことも趣味として続けていきたいと思う。ちゃんと継続出来る様に毎週何曜日に更新といったルールを設けてはどうか?という意見もあると思うが、俺の場合普通にルールを破るので完全に無意味だと思う。書きたい時に書く。自分に甘く生きていきたい。


もし有名ブロガーになって収益化とか出来るようになったらどうしよう?といった邪な考えが無いわけではないが、そんなのは有名になってから考えれば良いし、恐らくそんな事にはならないので考えるだけ無駄だろう。でも頭の片隅で妄想はしてしまうし、シンプルに金は欲しい。


あと「しばらく音沙汰なかったブログやコンテンツが久々に更新されて一部界隈がちょっと盛り上がる現象」ってあるじゃないですか?アレ、アレにちょっと憧れがあるのでいつか出来ればなと思う。(狙ってやるものではないし事前に言うことでもない)

ちなみに今一番久々に動いて欲しいコンテンツは「ザ・ドラえもんズ」です。

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なんか欲がダダ漏れな内容になってしまったが、今後は読者にとって有益な内容も綴っていきたいと思う。ここまで読んで頂いた方には感謝の意を述べたい。

ありがとうございます。これからも何卒よろしくお願いします。